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昨日の夜は、仕事の打ち上げを中座して久方ぶりにNew Comboに行ってまいりました。
東京銘曲堂。サックス・ギター・お目当ては川島哲郎さん(ts)です。
お店には、福岡界隈で見たことのあるミュージシャンの方々が多く来ておられ、たくさん挨拶しましたww
演奏はというと…。
素晴らしいですた。
ジャズのスタンダードを丁寧にやるというコンセプトの元に集まった王道トリオ。
しかもギター以外は生音!前半はMCまでも生声でした(さすがにこれは後ろの席では聞き取りにくかったですww)
東京銘曲堂川嶋哲郎(ts, fl)
岡安芳明(gt)
上村信(ba)
岡安さんの音数が少ないながらも魂こめて紡ぎだすギター。
上村さんの全く遊ばず禁欲的とも思えるような刻み続けるベース。
そして川嶋さんの温かくもメリハリのあるサックス。
派手なアレンジがあるわけでもなく、劇的な盛り上がりを準備しているわけでもなく、ただ淡々と3人が無理なくお互いの音を楽しんでいるだけでこんなにもすごい音楽ができてしまうことに驚嘆しました。
川島さんのテナーは何と言いましょうか…。
ハリーアレンの柔らかさにとスコットハミルトンの渋みを足して、その旨みをぎゅっと凝縮した感じです。
唄い回しは、超絶基本。
アドリブも激しいアウトフレーズなどはなく、
そう難しくない音を使っているはずなのですが、
展開が素晴らしいです。
何であれだけできるのか…
「基本的なこと」はどこまでやれば基本の域を脱するのか全く見えなくなりました。
療育や音楽の技法、考え方にしても基本に忠実であるということがどれだけ無限の可能性を秘めているのかについて考えるすんごいきっかけになりました。
うあー、自分はまだまだだなぁと痛感。
がんばりますー。
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- 2008/06/16(月) 16:40:05|
- ライブの話
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